卵巣がんってどんな症状が出るの?治療法や予防法は?


20歳以下の女性でもかかる可能性があるといわれる卵巣がん。

女性特有のがんの中では再発率が非常に高く、最も死亡率が高いがんです。

卵巣がんの原因と症状、その治療法と予防法についてご紹介します。
sn2

1、卵巣がんとはどのような病気?

卵巣は、子宮の左右にひとつずつある直径2~3cm程度の臓器で、腫瘍が小さいうちは自覚症状があらわれにくいことから「沈黙の臓器」といわれます。

 

卵巣の中には、異なる役割を持つ多数の細胞が存在します。腫瘍が発生した細胞や、その程度などによって病気が分類されるため、がんの種類も多岐にわたるのが特徴です。

腫瘍は良性・悪性・境界悪性の3つに分類され、そのほとんどは良性ですが、悪性の場合は「卵巣がん」と呼ばれ、再発率、死亡率が高い病気の一つです。

罹患率は、50歳代から60歳代がピークで、その後横ばいですが80歳以上で再び上昇します。日本では年間8,000人が発症しており、その数は年々増加傾向にあります。

 

 

2、卵巣がんの原因と症状

 

≪原因≫

現在の医学でははっきりと特定されているわけではありませんが、下記に当てはまる場合、

卵巣がんにかかりやすいと言われています。

 

・初潮年齢が低かった人(12歳未満)

・閉経年齢が遅かった人(55歳以降)

・月経前症候群・月経不順・不妊症

・子宮がん、乳がんにかかったことがある

・妊娠・出産経験がない

・自分の家系に卵巣がんの人がいる

 

そのほかの原因として、食生活や加齢も影響しています。

 

≪症状≫

初期症状の主なものは以下の通りです。痛み、食欲の低下や尿トラブルなどが続く場合は早めに受診しましょう。

 

・腹部の膨満感がある

・ウエストが急に大きくなった

・骨盤や腹部の痛み

・食欲不振、またはすぐに満腹になる

・頻尿、または排尿困難になる

 

 

3、卵巣がんの治療方法と予防方法

卵巣がんは、手術によって患部を見ないと良性、悪性のどちらなのかがわかりません。

転移している場所や、その程度によって異なる治療方法が選択されます。

 

・手術

 

初期のがんで、卵巣や卵巣の周囲にとどまっている状態の場合は、手術により切除します。

初期の場合は、ほとんどが手術によって完治します。

がんが進行して、リンパ節や腹部、肝臓などに転移している場合は、化学療法と併用しながら治療を進めます。

 

・抗がん剤治療(化学療法)

卵巣がんには、抗がん剤投与による化学療法が有効です。

抗がん剤によってがんを小さくしてから手術をする場合と、手術後に再発予防のために抗がん剤治療をする場合があります。

 

抗がん剤は静脈注射が基本で、現在はタキソールとカルボプラチンとの併用が一般的です。以前はシスプラチンが使われていましたが、現在は副作用を減らしたカルボプラチンがよく使われています

 

・タキソール

1992年にアメリカで認可された治療薬で、乳がんや肺がん、胃がんなどにも用いられています。

 

・カルボプラチン

がん細胞を死滅させる働きがあり、同じ働きをする抗がん剤においては最も副作用が少ないとされています。

 

・シスプラチン

カルボプラチン同様、がん細胞を死滅させる働きがあります。

卵巣がんの治療には最も有効性の高い抗がん剤ですが、強い吐き気や肝臓障害などの副作用もかなり強く現れます。そのため、吐き気を抑える薬や、利尿剤を一緒に投与します。

 

・放射線療法

 

現在は放射線療法での治療はあまり選択されません。

腹腔内にある臓器は放射線に弱いため、照射する放射線は少量となります。そのため、卵巣がんを治すには不十分である上に、がんと無関係の臓器に副作用があらわれてしまうことがあります。

 

≪予防方法≫

 

・生活習慣の改善

すべてのがんに共通しますが、欧米型の食生活や生活習慣が、がんの発症リスクを高めるとされています。

食事は低カロリー低脂質を心がけ、野菜や果物などでビタミンを多く摂取することで、発がんを抑制します。アルコール、喫煙もがんの要因となるので控えましょう。

 

・がん検診の受診

sn4

年に一度は、超音波検査を受けることが大切です。

ただし、現在は「卵巣がん検診」は全額自己負担のため、1年に一度の子宮がん検診時に内診と超音波検診を受けるのが効率的です。検診は、卵巣の腫れやしこりを調べる内診と、膣の中に超音波をあてる経膣超音波検査をします。

子宮筋腫や子宮内膜症の予兆がないかも確認することができます。

 

いかがでしたか。

卵巣がんの原因は明らかになってはいませんが、発がん性の物質を避ける生活習慣と、年に一回の検診を受診することで予防や早期発見につながります。

遺伝的要因も強いため、身内に女性特有のがんにかかった人がいる場合は検診を怠らないようにしましょう。

 

sikyuu220
◆子宮筋腫を自宅で改善する方法はコチラから  
     

1才の娘の子育て真っ最中の新米ママブログ

ホルモン療法をすすめられているけれど身体への負担が心配
子宮筋腫は不妊や流産の原因になるの
子宮筋腫を持ったまま妊娠できるの
体内の毒素を出す食事療法とは
妊娠中の子宮筋腫の経過
子宮筋腫があっても無事に出産できた

サブコンテンツ

このページの先頭へ