卵巣ホルモンと病気との関係


卵巣の機能

卵巣は、私たちヒト(他哺乳類を含む)の女性のみが持つ臓器です。生殖機能とも呼ばれており、性ホルモンの影響を受けたり作用させたりして、成長・発達・機能する臓器です

 

卵巣の基本の解剖

ヒトの卵巣は2つであり、子宮上端の左右に位置しています。重さは数g、長さ数cmで、楕円形のやや扁平な形状を持っています。子宮まではひも状の結合組織でつなっていますが、直接接合はしていません(これを、卵巣固有靭帯と呼びます)。

 

加えて骨盤の内壁から骨盤漏斗靭帯と呼ばれる、やはりひも状の組織で外側からつられるようにしてその位置を保っています。卵巣付近には卵管采という卵管の開口部分が位置しており、それが子宮内部へと続くことにより排卵された卵子が子宮へと運ばれる仕組みとなっています

 

卵巣の表面は胚上皮と白膜に覆われており、内部は皮質、髄質に分けられます。皮質部分の卵胞と呼ばれる構造に、原子卵胞と呼ばれる未熟な卵子が詰まっており、生涯その数が増えることはありません(つまり、排卵の回数は限られているという事です

 

身体やホルモンが成長発達し妊娠に耐えうる状態になる事で、原子卵胞の一つがホルモンの影響により成熟し、排卵されます。

 

卵巣から出る性ホルモンは?

いわゆる女性ホルモンには、月経や妊娠に関わるだけでなく、体調やこころの状態にも深く関わりがあります。女性ホルモンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、卵巣と脳が協力することでその機能を維持しています。

 

この2種類のホルモンを分泌しているのは卵巣ですが、ホルモンを生成、分泌するよう命令しているのは脳です。一番の司令塔になるのは、脳の間脳に位置する視床下部です

 

まず、視床下部からGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌されます。GnRHの刺激をうけ、脳下垂体からFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)が生成、分泌されます。

 

そして、FSHは卵胞ホルモンを、LHが黄体ホルモンを分泌させるよう機能していきます。以上が、性ホルモンが分泌される仕組みです。また、性ホルモンにはフィードバック機構と言ってホルモンの分泌の増量・減少を感知する仕組みも持ち合わせているため、基本的には常時正常値を保つことが出来ています。

 

卵胞ホルモン(エストロゲン)とは?

卵巣の顆粒膜細胞、外卵胞膜細胞、胎盤副腎皮質、精巣間質細胞で生成されます。時折メディアでも取り上げられますが、男性もテストステロン(男性ホルモンのひとつ)生成時に作られ、その量は更年期の女性とおよそ同量であると言われています。

 

女性的な身体や魅力をつくるホルモンでも知られています。月経周期によってその分泌量は変わり、月経周期が28日であった場合は、月経開始1日目から14日目に当たります。

 

黄体ホルモン(プロゲステロン)とは?

卵巣内の黄体と、妊娠中期の胎盤から生成されます。また、ごく微量ですが副腎皮質からも生成されています。プロゲステロンは、血中に放出されたのち細胞内の受容体と結合します。この働きにより子宮内膜の維持や妊娠継続の機能を担っています

 

非常に大切な働きを担っていますが、子宮や妊娠にメインで関わるホルモン故、時期(月経周期28日の場合、15日目から28日目)によっては髪質や肌質の悪化、水分再吸収による便秘や浮腫を引き起こすことでも知られています。

おわりに

いかがだったでしょうかホルモンは非常に重要な機能を担っていますが、成人だと生活習慣などで乱れる可能性もあります。是非2つのホルモンの特徴を知っていただき、お力になれればと思います

sikyuu220
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